オフショア 開発とは 関連用語もあわせて解説

目次(メモ:以下をクリックしてその項目に飛べるようにする)

I. オフショアとは

  1. 豆知識:金融でのオフショア

II. オフショアリングとは
III. ニアショアとオンショア
IV. ソフトウェア 開発 海外
V. まとめ
 

ビジネスマンなら必ず一度は聞いたことのある言葉「オフショア」。でも、「最近よく聞く言葉だけれどいったい何?」「なんとなくは知っているけれど…」という方も案外多いのではないでしょうか。

ベトナム ソフトウェア 開発 - ソフトウェア 開発 海外

今更周りにも聞きづらい!という方のために、本記事ではオフショアとそれに関連する言葉について、とってもやさしく解説いたします。是非参考にしてみてくださいね。

サクッと確認!

ポイントまとめ

  • オフショアとは「海外」「海外へ業務委託をすること」
  • ニアショアとは「(本拠と同じ国内の)地方、郊外」
  • オンショアとは「自国内」
  • アウトソーシングとは「自社外へ業務委託をすること」
  • オフショアとアウトソーシングの違いは、「場所」が基準か、「自社」が基準か

解説は以下をチェック!

I. オフショアとは

オフショアは英語で表記すると「offshore」となりますが、これは「off=離れる」と「shore=岸」を合わせた言葉です。

そのままの意味は「岸から離れた」や「沖合の」となりますが、転じて「海外」を意味するようになりました。

ビジネスでオフショアという言葉が使われる際は、ほぼ「海外」と同義で使われていると考えてよいでしょう。

1. 豆知識:金融でのオフショア

金融業界においては、「オフショア」や「オフショア○○」という用語に「海外」という意味だけでなく、それ以上の意味を持たせる場合も多いようです。

しかしその場合でも、基本的には「海外」であるからこその特徴が意味に含まれる形になります。

例えば金融業界においては、税制上の優遇を求めて海外の国や地域を利用する際にも「オフショア」という言葉を使う場合があるため、「租税回避地」の意味を持つ「タックスヘイブン」とオフショアが同義で用いられることもあります。

なお海外の銀行からのローンを「オフショアローン」と呼ぶように、単に「海外」だけを意味する用語も存在します。

このほかにも「オフショア」と付く金融用語は多く、場面によって少しづつ意味するところは異なりますが、いずれもビジネスでの「オフショア」と同じく、基本的には「海外」という意味が根底にあると考えればよいでしょう。

II. オフショアリングとは

オフショアと近い言葉で「オフショアリング」という言葉を耳にされたことがある方もいらっしゃるかと思います。

「オフショアリング」とはずばり「海外へ業務委託を行うこと」です。

特に近頃では、IT業界をはじめ様々な業界において、人件費の削減や人材確保のために業務委託を行ったり、海外に子会社を設立してその子会社へ業務の移管を行ったりするケースが多くなっているようです。

こうした状況を指して「オフショアリング」という言葉が使われますが、単に「オフショア」とだけ言ってしまう場合も多いようです。

ですので、認識としてはおおよそ以下の通りで問題ないでしょう。

ポイント:オフショアとは「海外」「海外へ業務委託をすること」

ベトナム ソフトウェア 開発 - ソフトウェア 開発 海外

III. ニアショアとオンショア

オフショアと類似した意味を持つ言葉で「ニアショア」という言葉がありますが、オフショアが海外を示すのに対し、ニアショアは「本拠地と同じ国内の郊外」のことを示します。

ニアショアもオフショアと同様、人件費等のコスト削減のために行われることが多いようです。

 

そしてここまで読まれた方はそろそろ察されているかとは思いますが、「オンショア」は「岸の近く」ひいては「自国内」を意味する言葉で、オフショアの対義語にあたります。

こちらは主に金融業界やサーフィンなどの用語として使われる場合が多いようです。

ポイント:ニアショアとは「(本拠と同じ国内の)地方、郊外」オンショアとは「自国内」

IV. ソフトウェア 開発 海外

オフショア(オフショアリング)と同じようなシチュエーションで「アウトソーシング」という言葉もよく使われていますが、これらは混同されて使われている場面も多々見受けられます。では、違いは一体何なのでしょうか?

まず、アウトソーシングとは「業務の一部を自社外へ委託すること」です。英語で表記すると「outsourcing」となりますが、それぞれ「out=外部」「sourcing=調達」を表すため上記のような意味になります。

ポイント:アウトソーシングとは「自社外へ業務委託をすること」

ここで重要となるのは、何をもって「内」と「外」の基準を設定するのか、という部分になります。

先に説明したように、オフショア、オンショア、ニアショアはそれぞれ「海外」「自国」「(本拠と同じ国内の)地方、郊外」を指しています。

ここでの内外の判断基準は基本的に「場所」になります。自分の国から離れていれば「オフ」ショアとなり、国内でも自身の拠点から離れていれば「ニア」ショアとなります。

一方で、アウトソーシングの「アウト」が示すところは、「自社の外」になります。

ここでは国内か海外かの場所は一切関係なく、自社外からであればすべて「アウト」ソーシングとなるのです。簡単にまとめると、下記のようになります。

ポイント:オフショアは「場所」が基準…自国の外 アウトソーシングは「自社」が基準…自社の外

これらの言葉が混同される要因は、オフショアとアウトソーシング、またはニアショアとアウトソーシング、どちらの要素も持ち合わせたパターンが多い為なのでしょう。

違いが分かっていると、話の中で混乱することも少なくなりそうですね。

V. まとめ

ビジネスにおけるオフショアとニアショア、オンショア、そしてアウトソーシングとの違いについて述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?

これらの用語の基本事項についてはばっちり理解していただけたのではないかと思います。

以下に文中で登場したポイントを一覧としてまとめましたので、復習などにお役立てくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

ポイントまとめ

・オフショアとは「海外」「海外へ業務委託をすること

・ニアショアとは「(本拠と同じ国内の)地方、郊外」

・オンショアとは「自国内」

・アウトソーシングとは「自社外へ業務委託をすること」

・オフショアとアウトソーシングの違いは、「場所」が基準か、「自社」が基準か